生理3日目の昨日の朝、仕事が休みだったので自宅で夫と一緒にYouTubeを見ながら笑っていたところ、急に軽い腹痛が起こりました。
その後症状が悪化し、なんと救急車で運ばれてしまいました!
朝食には肉まんとあんまん、野菜ジュースを飲みました。
嘔吐腹痛、過呼吸で救急搬送されました
2日目まではロキソニンを飲んで生理痛を抑えていたのですが、3日目の朝は痛みがほぼなかったので飲んでいませんでした。
そんな時、今までの生理痛と少し違う、少し吐き気が伴う痛みが始まったったのでひとまずトイレ入りました。
トイレで休んでいたところ、痛みは段々とひどくなり次第に息をするのが苦しくなってきました。
冬なのに油汗が吹き出してきます。
リビングからは夫がまだ1人でYouTubeを見て笑っている声が聞こえてきます。
だんだん息ができなくなり、手先が硬直して動かなくなり手足が冷たくなってきました。
このような痛みも硬直も生まれて初めてのことだったので、恐ろしくてたまりませんでした。
このまま手足が動かなくなってしまったらどうしよう…。
その時、トイレから聞こえる私のゼエゼエという声を聞いた夫が心配して来てくれました。
せまい家であることをこれほど感謝したことはあったでしょうか!
夫はトイレから私をベッドまで連れ出してくれました。
ロキソニンを飲んだ後も、腹痛と手の硬直はひどくなる一方です。
心配した夫が救急車を呼ぶことを提案してくれましたが、私は大げさにしたくなくて「絶対呼ばないで。大丈夫。」と何度も繰り返していました。
その後徐々に吐き気も強くなり、またヨロヨロとトイレに戻ったところ、今度は嘔吐が止まりません。
過呼吸、嘔吐、腹痛、手の硬直でそれはもう地獄でした。
こんな感じで私は死んでいくのかな。と思ったその時、外から救急車の音が聞こえました。
「ピーポー、ピーポー。」
救急隊員の方が来てくれたよ。
大げさにはしたくなかったのは確かなのですが、正直緊急隊員の方が来てくださって安心しました。
ただ、嘔吐しまくりのトイレまで来ていただくのは申し訳なさすぎるし、なにより恥ずかしい!
「大丈夫。大丈夫。」とうわ言のように言いながらなんとか這ってトイレから出ていきました。
髪がボサボサで油汗をかきまくりの青い顔をした女が四つん這いになって出てきたのを見て、救急隊員のリーダー的存在の方が優しくおっしゃいました。
大した状況ではないのに救急車を呼んだ人に「こんなことで救急車を呼ぶな」と怒られることもあると聞いていたので、そうおっしゃってくれて救われました。
救急隊員の方は全部で4人くらい来てくださいました。
私はゼエゼエ言いながら横になったのですが、まだ吐き気は止まりません。
救急隊員の方がスーパーのビニール袋を口にあててくれたので、思う存分吐きました。
大人になってから人前で嘔吐したのは初めてでしたが、申し訳ないと思う余裕もありませんでした。
救急隊員の方が汚れた口元を優しくタオルで拭いてくれました。
嘔吐したものは赤に近いオレンジでした。
一瞬、救急隊員の方はびっくりされた表情をされたのですが、それを見た夫がこう答えました。
血ではありません。
紛らわしくて、申し訳ございません…。
これから怖くて野菜ジュースが飲めなくなりそうです。
いわゆる過呼吸なので、ゆっくり息をしてね。
救急隊員の方が来てくださったことで安心したのか、ゆっくり息をする余裕も出てきました。
するとそれに合わせて手の硬直もおさまってきました。
指で示してね。
過呼吸と手の硬直がおさまったので、大分楽にはなりましたが腹痛と嘔吐はまだおさまりません。
救急隊員の方が血圧を測ってくれると血圧が(上)70-(下)40と低く、さっきまで油汗が出まくって寒かったのに今度は身体が冷えて寒くてたまりませんでした。
ネル素材のシャツワンピース1枚だった私の様子を見て、救急隊員の方が下に履く物を持ってくるよう夫に指示を出してくれました。
夫が持ってきてくれたのは、ジェラートピケ風のもこもこパンツの部屋着。
「ネルシャツワンピの下にこれを履くのか…」と一瞬思いましたが、違うものをオーダーする余裕がありませんでした。
(このゆるゆる部屋着パンツ、暖かくて楽で結果的にすごく良かったです。スキニーとかだとつらかったと思うので。)
後ろを向いているので、安心してね。
後で夫に聞いたのですが、来てくださった緊急隊員の方はみなさん男性だったので、私がもこもこパンツを履いている間はみなさん後ろを向いてくださっていたそうです。
頭がボサボサの嘔吐しまくりの若くもない女に紳士的な対応をしてくださって、ありがとうございます。
指で示せるかな。
大分楽になりました。
かなりの量嘔吐したからなのか、ロキソニンが効いてきたからなのか分かりませんが、腹痛と吐き気は大分おさまってきました。
救急隊員の方たちはおそらく10分から15分くらい自宅で対応してくださったと思います。
脈を測ったり、下まぶたの色を確かめたりといろいろチェックしてくださいました。
手が温かく、優しいしゃべり方をしてくださり、安心して幼い子供に戻ったような気分になりました。
その後、救急車までタンカで運んでくださり、病院に連れて行ってくださいました。
この症状が婦人科系によるものなのか内臓的なものなのか分からないので、ひとまず自宅から一番近い自衛隊中央病院の内科の先生に診ていただくことになりました。
救急車の中では、救急隊員の方が引き続きいろいろと聞いてくださいました。
4日くらい前にはサラダに入っていたスモークサーモンを少しだけ食べました。
最近仕事でのストレスとかはあったかな?
私はWEB関係の仕事をしているのですが、ここ1週間利用している他社サービスの障害でたくさんのクライアントに迷惑をかけたのでした。
自分でどうする術もない障害だったのですが、クライアントに申し訳ないことをしている責任を感じて(今考えるとそこまで自分を追い込む必要もなかったのですが)、1週間ろくに眠れてなかったのです。
この苦しみがストレスによるものだとしたら、すごいな、ストレスって。
救急車の中でもずっと嘔吐していた私。
そのおかげか、病院に着いた時には大分楽になっていました。
救急隊員の方たちは始終とても優しく冷静に対応してくださり、感謝しかありません。
本当にすごいお仕事です。