入院2日目。
この日はいよいよ、子宮筋腫の腹腔鏡下手術(子宮筋腫核出術)の日です。
初めての手術で相当怖がっていましたが、なんとかなるものです。
手術前に行ったこと
看護師さんによる確認
6:38に看護師さんが採血に来てくださいました。
7:30くらいにまた別の看護師さんが来てくださり、体温と血圧を測ってくれました。




手術に関係ないと思って言ってませんでした。

手術で使う道具とかに金属を使っていないものを使用したりするので…。
何事も、自分で勝手に判断してはいけませんね。
看護師さん、ありがとうございます。





8:00くらいから下剤が聞き出したのか、お腹が痛くなりました。
少量のくだした便が何回に渡ってでるようになりました。
このままでは浣腸になってしまうのではないかと心配していたので一安心です。
でも、便が出きった感じはありません。
担当医が来てくれた!
8:20くらいに担当医が体調に問題がないか聞きに来てくれました。
薄手の手術着のようなものを着られれていて、素足にクロックス、朝が早いからからか鼻をしゅんしゅんいわせていました。
先生の方が体調が悪そうです。

既に結婚しているし、妊娠の希望はないと何度も伝えているため戸惑い、少し愛想笑いする私…。

コブがたくさんあるから大変だけど、できるだけ頑張って取りますので。
こんなに朝早くからありがとうございます。
患者は寝ているだけでいいけれど、お医者さんはこれから頑張らないといけないんですもんね…。
手術後のつらさはこわいですが、先生を信頼しているので手術については何の心配もしていません。
麻酔科の先生が来てくれた!
この後、当日担当する麻酔科医の先生が来てくださいました。
再度吐き気について説明してくださいました。
この麻酔科の先生もとても優しくて嬉しいです。
正直麻酔科の先生が何回も来てくださるのが不思議だったのですが、その理由が入院中に「麻酔科医ハナ」という漫画を読んで分かりました。
手術をする中で麻酔科医は非常に重要な役割を担っているそうです。
確か全身麻酔は患者を仮死状態にするため非常に慎重に行わないといけなく、高度な技術が必要だとか。
この漫画、すごく面白いのでおすすめです↓。
麻酔医以外の科の先生(眼科とか外科とか)からは、クレームが出ているみたいですが…。
手術が決まった時には、「麻酔をうけられる方へ」という14ページものの小冊子もいただいたし、全身麻酔を使うことについての同意書にも署名をしなければならなかったし、麻酔って本当に重要なんだなと分かりました。
手術着へのお着替えと点滴
9:05に看護師さんが来てくださいました。

10:00から点滴をするので、それまでに手術着に着替えておくようにとのこと。
この時にする点滴は、確か一日中食事が取れないので水分補給のようなもの(ポカリスエットみたいな成分)だと教えていただきました。
手術中はこの点滴に、麻酔が加えられ、手術後は痛み止めと吐き気止めがプラスされるそう。
手術着の下はパンツと着圧ストッキングのみ、ブラジャーは金具が付いていなくても着用してはいけないとのことでした。
こんな感じです。

手術後はT字帯(紙パンツ)と生理用ナプキンを着けてくれるそうなので、分かりやすいよう机に置いておきました。
パンツを脱がしてT字帯を着けてくれるのは、正直とても恥ずかしいです。
着替えをして待機していたら10:00すぎに看護師さんが来てくれました。


早くなって欲しいような欲しくなような微妙な気分で、点滴をうってもらっていたら10:50くらいにまた看護師さんが来てくれました。

今から手術室に歩いて行ってもらいます。
いよいよ手術開始です!
手術の様子はこんな感じ
手術室前まで歩いて行ったよ
手術室の手前までは家族も一緒に行く必要があるとのことで、夫にも付き合ってもらいました。
手術室のあるB1まで点滴のチューブを付けたまま歩きます。

説明室は手術室の近くにありますので、それまでは病室でお待ち下さい。
私はたまたま結婚していて夫が手術日に仕事を休むことができたけど、すべての人にそのような家族がいるわけではないと思います。
私は地方出身で親も年でわざわざ呼ぶこともできないので、夫がいなかったら手術も受けられなかったのかとこわくなりました。
家族の代わりをやってくれるサービスがあれば良いのにと思いますが、意思決定とかがあるからなかなか難しいだろうなと。
説明室の前で夫とさよならしました。

手術はこわいけれど、体験者の方のブログでしっかり予習していたので少し気が楽でした。
教えてくださり、本当にありがとうございました!
頭に透明のシャワーキャップをかぶり手術室に入りました。
ここで手術室まで案内してくださった看護師さんとはさよならです。
手術の様子
手術室にはいろいろな機械があり、人がたくさんいて思ったよりごちゃごちゃしていました。
音楽は何もかかっていませんでした。
手術室にいた看護師さんに、名前と病名を確認されました。
患者取り違いとかがあるから毎回しっかり確認しないといけないのですね。
その後は手術台に寝るよう案内されました。
どちらが頭か分からず少し動揺…。
寝るとすぐに麻酔科の先生が来てくださいました。
麻酔科の先生「これから口に酸素マスクをつけます。その後点滴に麻酔を入れていきます。」
酸素マスクが上から下りてきた後の記憶はありません。
おそらくすぐに眠ってしまったのでしょう。
担当医に手術前の挨拶ができなくて、残念でした。
「・・・・・・・・・」
「・・・・してください」
何人かの声がして目を開けると、お医者さんや看護師さんと思われる人が私に何かしゃべりかけていました。
あれ、私は何をしていたのだろう。どうしてここにいるのだろう。
すぐに状況を把握できず、何も反応ができませんでした。
「まあ、大丈夫でしょう。」どなたかの声が聞こえたのですが、その後の記憶がありません。
後で夫に聞くと、11:10から手術が始まって終わったのが14:45くらいだったそうです。
約3時間30分の長い手術でした。
手術後はこんな感じ
病室に戻り夫との対面

夫の顔が見えました。
どうやら病室に戻ってきたようです。
先程のお医者さんとか看護師さんに話しかけられたのは手術室なのか、病室なのか今でも分かりません。
後で夫に聞くと、夫は説明室で担当医に手術の説明を聞いた後、婦人科病棟のデイルーム(カフェスペースのようなところ)で待っているように言われたそう。
その間に看護師さんたちが私をベッドごと病室に戻してくださったみたいです。
夫は看護師さんに病室に戻るよう言われたので戻っている途中で、別の看護師さんとすれ違ったそう。
その時に看護師さんから「痛いと言っているので痛み止めを取ってきます。」と言われたとのこと。
夫が病室に戻ると私が1人でベッドで寝ていて、話しかけてもまったく反応がなかったそうでした。

尿道にはカテーテル、足には空気の圧をかける装置(エコノミー症候群になるのを防ぐために空気が自動で入ったり出ていったりするもの。)、指先には脈拍を測る装置が実装されています。
(左下のモザイクをかけているのが尿がたまったパック。)

点滴はこんな感じでたっぷり↓。

その後看護師さんが戻ってきて、痛み止めの座薬を入れてくれたそう。
夫が言うには私はうわ言のように「むみゃむにゃ」言っていたようです。
その他は話しかけても何も反応がなかったそうです。
看護師さんに「痛い」と言った記憶も、むにゃむにゃ言った記憶もまったくありません。
おそらく術後しばらくは麻酔が効いていて意識がぼーとしていたのでしょう。
夕方頃には少し復活
夕方頃には大分意識がはっきりしてきて、看護師さんに話しかけられても対応できるようになりました。
ただ、手術中に喉に管を入れたのせいかうまく声がでませんでした。
それでも看護師さんはきちんと聞き取ってくださって、さすがだと思いました。
手術後3時間は水分が一切とれず、それがツライと経験者の方のブログで拝見し心配していたのですが、私の場合は水分を摂ると吐きそうで飲水OKになっても飲む気がしませんでした。
吐いた後の口をゆすぐぐらいですが、100円ショップで購入したフタにストローをさせるタイプのカップが活躍しました。

同じく100円ショップで購入した、ペットボトルにストローが付けられるキャップも持って行きましたが、合わないペットボトルがあるそうで、合うものを探すのが面倒で結局使いませんでした。
術後は吐き気がすごい
全身麻酔のせいか、かなり吐き気がすごく、その晩は4回くらい吐きました。
その度に看護師さんが吐き気止めの注射うったり、座薬を入れてくれたりしましたが、あまり効果がありませんでした。
吐き気が強いせいか痛み止めが効いているせいか、痛みで苦しむことはありませんでした。
これまた経験者の方のブログを拝見していて「つらさのピークは手術当日。翌日からは一気に楽になる。」ことを知っていたのが心の救いになりました。
手術当日の夜に地震があった…
夜中に少し強い&長めの地震が起こり、もうダメかと思いました。笑
体にたくさん管を付けられた状態では、絶対逃げられません。
入院前に「手術中とか手術当日に地震がきたらいやだねー。」と話していたらそのとおりになりました。
長めと言っても1分くらいで揺れはおさまったので、助かりました。

看護師さんによる夜中のチェック
左手には痛み止めを増やすためのボタン、右手にはナースコールボタンを握らせてくれていました。
痛み止めボタンは押すごとに点滴に痛み止めが追加されるそうです。
看護師さんは30分~1時間に1回様子を見にきてくださり、脈拍などのチェックをしてくださいます。
正直その度に目が覚めてしまうのですが、何かあってもナースコールを押すのを申し訳ないと思ってしまう人間なので安心でした。
冬なのに病室は温かく夜はタオルケットで寝ていたのですが、手術当日はさらに暑くタオルケットさえ着たくないくらいでした。

全身麻酔が引き起こした気持ち悪さと嘔吐はつらかったけど、原因が分かっているからまだ安心
だったよ。
「今が一番つらくて、どんどん良くなる」と分かっているから乗り越えられる感じかな。
手術後、病室の机の上に茶色い紙袋が置かれていたので何かと思ったら、手術前に履いていたパンツが入っていたよ。
いつ脱がせてくれたんだろう…。