子宮筋腫手術 翌日(入院3日目)【at 新百合ヶ丘総合病院 】

子宮筋腫の腹腔鏡下手術(子宮筋腫核出術)翌日

全身麻酔の吐き気からは解放されたのですが、次はお腹がすいて吐き気がしていました
今日の昼食から食べられるそうなので、もう少しの我慢です。

ベッドから上半身だけ起き上がったよ。

9:30頃、看護師さんがベッドを起こして上半身を起こしてくれました。
今日は歩く練習をするのでその準備だそうです。
鼻のところにつけられていた呼吸ための管(くだ)も取ってくれました

10:00には夫が来てくれました。
土曜日なので仕事がお休みだそう。

昨日はぐったりだったので「起きてる!」とびっくりしていました。

しかし尿道カテーテルなどはまだ付けられたままですし、上半身を起こしたままでいるのは結構きつかったです。

11:00に別の看護師さんが来てくれました。

看護師さん
看護師さん
一度ベッドを倒すので、できるだけベッドの上に頭を置いてください。
それからまたベッドの上部を持ち上げます。
そうするとお尻で座ることになるので、お腹に負担がかからないんですよ。
さっきまではお腹で座っていたんです。

座り直したら確かに少し楽になりました。

看護師さん
看護師さん
その体制でしばらく待っていてください。
その後、歩く練習をしましょう。

担当医が来てくれた

取ってくれた筋腫は13個!子宮内膜症もあった!

いつから歩く練習ができるのか不安になっていたところ、11:30くらいに担当医が来てくださいました。
取ってくださった子宮筋腫の数は13個
卵巣嚢腫(子宮内膜症)もあり、結構癒着もしていたそうです。

先生
先生
記念に持っておいて。

先生は、私の子宮と卵巣の写真をくれました

手術前は子宮にはさまざまな形の筋腫がくっついていて形が歪んでいました
白やら黄色やらの膿のようなものもべったり。
→1ヶ月の検診で確認すると、白いのは卵巣、黄色いのは腸でした(膿ではなかった!)。
白いのの中にたまっているものをかき出してくれたそうです。

手術後の、筋腫が取れて縫い傷がたくさんある子宮はかなり小さくなっていました
3時間30分もかかったし、かなり面倒で大変な手術だったんだろうなと申し訳ない気持ちになりました。

先生
先生
お腹はまだむくんでるね。

私のお腹はぽっこりしていて、おへそには透明シールのようなものが貼られています。
透明シールの下には、血がたっぷり付いているのが見えます

やっと管を取ってくれた!

12:00前にやっと看護師さんが来てくれました。

看護師さん
看護師さん
もうすぐご飯なので、食べた後歩く練習をしましょう
その前についているものを全部外します。

点滴や足を圧迫する装置、尿道カテーテルも全部とってくれました
経験者の方のブログでは、尿道カテーテルはなかなか取れないと書かれていたので驚きました

今日からは普通にトイレで尿を出すことができます。

看護師さんは、目盛りが入ったビーカーをトイレに置いてくれました。
こらからは毎回尿の量を記録しないといけないそうです。
(これが少々面倒くさかったです。)

看護師さん
看護師さん
尿道カテーテルをとるタイミングは患者さんによってかなり違うんです。
身体にたくさん付けていると自分が病人のような気がして余計に悪くなるので、顔色や表情を見て大丈夫そうでしたら早めに取るようにしています。
そのためにさっき長めに上半身を起こしてもらっていたんです。
もうシャワーも浴びても大丈夫ですよ
お腹を温めた方が痛みも楽になります

下半身を起こした状態のまま放置された時間が長かったので、絶対に忘れられていると思っていたのですが(かなり苦しかった)…。

子宮筋腫施術後初のご飯!

12:00過ぎには待ちに待った昼食が運ばれてきました

手術翌日の昼食
子宮筋腫手術翌日の昼食

子宮筋腫手術後初のメニューはこちら↓。

・五分粥(300g)
・鶏肉のみぞれがけ
・湯豆腐
・ホワイトアスパラのお浸し
・水ようかん

水のようなおかゆでした。
あれだけお腹がすいて気持が悪かったのに、食欲がなくほとんど食べることができませんでした

歩く練習始めました!

13:00くらいになると看護師さんが来てくださり、歩く練習を始めました。

なるだけ背筋を伸ばして、廊下を40往復程度歩くようアドバイスされました
お腹がまだ痛いので、背筋を伸ばすのはつらいですが頑張りました

看護師さん
看護師さん
動かないと痛くないので痛み止めは飲みませんという方がいますが、痛み止めを飲んででも動いた方が絶対にいいです。

というわけで、痛み止めは6時間ごとにきっちり飲みました。

すると、ガスが溜まって生じていた腕の付け根の痛みも気にならなくなりました
(手術の際にガスを入れるので、この痛みはどうしても生じてしまうそうです。お腹がガスでパンパンになることもあります。)

手術後に出してもらった薬
手術後に出してもらった薬(左から胃薬、痛み止め、便秘薬)

痛み止め(ロキソニン)を飲むと胃が荒れるので、胃薬を一緒に飲むようにとのことでした。
私は普段から生理痛や頭痛がある時はロキソニンを飲んでいるのですが、一緒に胃薬を飲んだことはありませんでした。
本当はちゃんと飲んだ方がいいんでしょうね。

手術の際にいれたガスは血液や脂肪に吸収され痛みがなくなる、そして運動や温めることによって吸収が促進されるそうです。
また、手術後は癒着しやすいので、歩くことはその防止にもなるそうです。

とにかくこの日は歩けば歩くほど楽になると信じて、ちょっと歩いては横になりちょっと歩いては横になりを繰り返していました
歩くときは腕の付け根を回しました

16:00には問題なくシャワーを浴びることもできました。

子宮筋腫手術翌日の夕食

手術翌日の夕食
子宮筋腫手術翌日の夕食

夕食のメニューはこちら↓

・全粥(300g)
・魚の南蛮漬け(軟)
・里芋の煮物
・かぶの和え物
・フルーツ

魚は鮭、フルーツはバナナ、お茶はほうじ茶でした。
ご飯はまだお粥ですが、おかずはいきなりがっつり系になりました

夜はやっぱり寝られない

この夜こそはぐっすり眠れるかなと思ったのですが、やはり眠れず

寝る前に睡眠導入剤をもらっておけば良かったと後悔しました
眠れる予感がしない方は先にもらっておくことをおすすめします
夜中はスタッフステーションに誰もいないことが多いですし(中にはいるかも知れませんが)、ナースコールで呼び出すのも気を使ってしまいますので。