新百合ヶ丘総合病院では経過が順調な妊婦を対象に、通常の妊婦健診をお医者さんではなく助産師さんが行う「助産師外来」というものがあります。
お医者さんと助産師さんの検診は、大体交互に行われるようです。
私も18週の妊婦検診は、初めての助産師外来でした。
エコーは家族も一緒に見られるとのことで、夫と一緒に行きました。
もしかしたら赤ちゃんの性別が分かるかも!
助産師さんの診察では不安?
正直最初は、4週間ごとしかない妊婦健診なのに、助産師さんがちゃんと異変に気付いてくれるのかと不安でした。
でも、いつも忙しそうなお医者さんの診察の時はなかなか相談しづらいことも、助産師さんには相談しやすかったりして、なかなか良かったです。
ちなみに助産師さんが異変に気付いてくださった時は、すぐにお医者さんにパスしてくださるとのこと。
また、助産師外来は受けずにすべてお医者さんに診察をお願いすることもできるそうです。
スムーズに経腹エコーを受けられる服装
経膣エコーの時はワンピースが便利でしたが、経腹エコーの時はお腹を出しやすい上下別々の服装の方が便利です。
私は上はニット、下はマタニティデニムで行きましたが、スムーズに準備をすることができました。
今の時期は新型コロナウイルスへの感染が心配なので、マスクと花粉症用メガネ(ゴーグル)も付けて行きました。
まずはいつもの尿検査、血圧検査、体重測定
助産師外来は5Fの10病棟で行われるのですが、診察予約時間の15分前に来院して先に1F、Cブロックで尿検査、血圧検査、体重測定を行う必要がありました。
血圧は上が129、下が105。若干高いかなと思ったけど、とりあえず測り直さずに母子手帳に記入。
体重は43.25Kgで4週間前よりも約1Kg増えてたよ。
つわりが治まってかなりご飯やらお菓子やらフルーツやらを食べているから不安だったけど、あまり増えてなくて一安心!
また尿糖が+になった
前回の妊婦健診では尿糖と尿タンパクが出ないよう、朝食にコンビニの鮭おにぎりを食べていきました。
そのおかげか尿糖と尿タンパクは出なかったのですが、検診の順番を待っている間に盛大に吐いてしまいました。(ギリギリトイレに間に合った!)
お米を食べるのが怖くなったので、今回は最近毎朝食べている豆乳でできてる食パンを食べていきました。
尿タンパクは「ー」でとりあえず安心。
なかなか調整が難しいな。
5F、10病棟へ移動
その後、5F、10病棟へ移動しました。
ここは病室がある部屋です。
私も子宮筋腫の手術のため入院した時にはお世話になっていた、とても懐かしい場所です。
出産前後の妊婦さんや新生児もいるので、インターフォンで用件を伝えないと病棟に入れていただくことはできません。
インターフォンで助産師外来を受けに来た旨を伝えると、看護師さんが入り口まで迎えにきてくださいました。
担当の助産師さんが来るまでカフェールーム(テーブルとイスがたくさんある待合スペースのようなところ。自販機が置いてある)で待っているように言われ、しばし待機。
そこの「ご自由にお読みください」コーナーでとっても気になる本を発見!
amazonでレビューを見てみるとすごく評価が良かったので、早速購入しました。
妊娠出産について書かれている雑誌(たまひよとか)や、新百合ヶ丘総合病院でもらったマニュアルには、帝王切開の流れに付いて書かれていないので不安になっていたんだけど、帝王切開がどのように行われるのかがとても丁寧に書かれていて、かなり心が軽くなったよ。
予定帝王切開は38週くらいで行われることがほとんどって知らなくて、病院から知らされていた40週を出産予定日だと思っていたからびっくり!
帝王切開の手術にかかる時間が意外と短いことも知って、ちょっと安心したよー。
助産師外来用の診察室で経腹エコー
少しすると今回担当してくださる助産師さんが来て、助産師外来用の部屋に案内してくださいました。
若くてきれいな助産師さんでびっくり!
近年助産師さん不足が問題になっているけど、こんなに若い方も頑張ってくださっていることに感激しました。
腰骨あたりまでパンツをおろされる!
上着を胸のところまで上げてお腹を出して待機。
下はお腹のぽっこりした部分が分かる程度に出しました。
助産師さんがパンツ(ズボン)を腰骨のあたりまで下げてくれ、ペーパータオルを挟んでくれました。
噂通り、かなり下まで露出しないといけないようです。
これは参考画像ですが、まさにこんな感じ↓。
VIO(できれば全身脱毛)は妊娠前に絶対やっておいた方がいい!
この経腹エコーですが、下の毛(陰毛)が見えるのが恥ずかしいとたくさんの先輩妊婦さんから聞いていました。
でも、内診の時も毎回VIOをシェイバーで処理するのが本当に面倒くさい!
なかなか満足がいくシェイバーに巡り会えなかったけど、これはまだ使いやすかったです。
それでも、毎回シェイバーで処理するのはつらすぎです。
これからお腹が大きくなってきたら、さらに大変になるでしょうし。
その後家庭用の脱毛器(だんだん毛が薄くなるやつ)を買ってたまに試していたけど、全然薄くならなくて。
あの時レーザー脱毛を途中で止めたことを本当に後悔してる!
今は医療用レーザーでも痛くないのがあるようなので、出産後育児が落ち着いたら絶対また通いたいと思っています。
今後、子宮筋腫や子宮がんなどの定期検診も行くだろうし、もっと先にもし介護してもらうことになったら無いほうが良いと思いますし。
通える方は本当に、早めに通った方が良いです。
経腹エコーは赤ちゃんがはっきり見える!
助産師さんがエコーをお腹にあててくださると、モニターにモノクロの赤ちゃんが写りました。
経膣エコーの時は何が何やらあまり分からなかったのですが、経腹エコーの場合は結構はっきり写りワクワクします。
心臓の音も聞かせてもらえました。
体重も測れることに驚きました!
後でいただいたエコー写真を見ると、現在の赤ちゃんのサイズは以下の通りでした。
FEW(推定体重):195g
BPD(頭の最も長い幅):3.98cm
AC(お腹の周りの長さ):12.96cm
FL(太ももの骨の長さ):2.57cm
FHR(心拍数):152bpm
※標準よりも少しだけ小さいようです。
大きくないですか?
ちょうどキンタロー。さんが産んだ赤ちゃんの頭が大きかったとニュースになっていたので、気になって聞いてみました。
むしろ小さいくらいです。
小さいのであれば、それはそれで心配になってしまいます。
まだ小さいので胎動を感じないかも知れません。
もしかしたら感じているのかも知れないですけど、気づかないだけかも知れませんね。
最初のうちはガスがポコポコ動くような感じですよ。
その後、家に帰って意識してみるとお腹がポコポコすることが定期的にありました。
きっとこれが胎動なのでしょう。
これからどんどんもっと分かりやすくお腹を蹴ってくると思うので、楽しみです。
腹経エコーで性別は分かったのか
助産師さんがいい具合に、股の下からの映像を映し出してくださいました。
女の子の場合は股に線があるけど、線は見えにくいから男の子かも知れません。
でもまだ確定ではないです。
足にへその緒を巻きつけているので、余計分かりづらいかも知れません。
そう言えば、赤ちゃんは自分の体にへその緒を巻きつけて遊ぶって何かに書いてありました。
どうか首に巻きつけないように気を付けてほしいです。
次の20週での検診で精密エコーがあるので、その時の方が分かりやすいと思います。
20週の妊婦健診では精密エコーと4Dエコー(動画)をやっていただけるようです。
4Dエコーを楽しみにしていましたが、こちらは楽しむためのもので、精密エコーの方がより鮮明に確認できるそうです。
その他助産師さんに質問してみたよ!
助産師さんがとっても話しやすい方だったので、今まで気になっていたけど聞けなかったことをまとめて聞いてみました。
妊娠クラスは出た方がいいですか?
新百合ヶ丘総合病院では毎月第一木曜日に、「妊娠クラス」というものを開催しています。
栄養士さんや助産師さんが妊娠中の栄養や日常生活の送り方、妊婦体操をレクチャーしてくれるものです。
妊娠16週~25週に参加するようにと言われていたのですが、ホールに大人数が集まって開催されるものなので、この時期新型コロナウイルスへの感染が心配です。
その時期(約2週間後)、状況がどうなっているか分からないですが、キャンセルはできるので予約だけでも入れておきましょう。
ちょうど次回の妊婦健診も同じ週なので、何度も病院に来なくても良いように同じ日に予約を入れておきましょうか。
午前中に妊婦健診を受けて、お昼を食べた後妊娠クラスに出席できるよう配慮してくださいました。
とっても気が利く助産師さんでありがたいです!
尿糖が出ていたけど大丈夫でしょうか。
私は1回目の妊婦健診時には尿糖が「++」、2回目は「ー」、3回目(今回)は「+」で心配だったので聞いてみました。
でも前回「ー」だったので、気にしなくても大丈夫ですよ。
ただ、最初に自分で測った血圧が「129/105」と高めだったので、もう一度助産師さんが測ってくださいました。
すると「114/81」でした。
これで一安心です。
帝王切開の手術をしてくれる先生はどなたですか?
次は一番気になるけど、一番聞きづらかった質問です。
どなたになるのでしょうか。
ちなみにどの先生が良かったですか。
産科の病棟の先生はたくさんいるので。
私達助産師も精一杯サポートするので、安心してください。
他の方のブログを拝見していると、私の子宮筋腫の手術をしてくださった先生に赤ちゃんを取り上げてもらった方がたくさんいたので、淡い期待を抱いていたのですが残念です。
産後ステイ(産後ケア)は受けられやすいですか?
新百合ヶ丘総合病院では、出産後3か月未満の母親で体調の回復や育児が心配な方を対象に、産後ケア支援を行っています。
1泊15,000で個室に泊まらせてくれ、育児相談や沐浴や授乳についてのアドバイスもいただけるという素晴らしいサポートです。
両親も義両親も遠くに住んでいて、周りに初めての育児を手伝ってくれる人がいないので、是非この産後ステイを使用したいと思っていました。
でも産後ステイはどの施設も人気でいっぱいだと聞くので、ちゃんと受けられるのか心配でした。
ただ、妊婦さんも婦人科系の手術をされる方もたくさん入院されるので、空いているかはどうかはその時に確認していただくことになります。
まとめて1週間くらい利用される方もいますし、数日に分けて利用される方もいますよ。
1か月とか利用されたら困るかも知れませんが…。笑。
なるほど。
1か月くらいの利用はNGなのですね。
確実に産後ステイを利用できるか不安が残ります。
体重増加と毎日の食事についてもアドバイスをいただいたよ!
ただこれからは太りやすい時期なので気を付けてください。
丼物とか麺類などの炭水化物をがっつり食べるのではなく、タンパク質をしっかり摂るよう気を付けてくださいね。
間食では甘いものを食べすぎないように。
でもストレスにならない程度には食べていいですよ。
この後のランチで、ご飯たっぷりのタコライスをがっつり食べてしまいました…。
妊婦健診のご褒美としてソフトクリームも…。
つわりが治まった途端、甘い物やお菓子、フルーツが止まらないダメな妊婦です。
今後、体重が増えすぎるようでしたら気を付けます。
本日のお会計
助産師外来の支払いにも市区町村からもらえる診察料補助券は使えるそうです。
あの作業、結構面倒くさいけど、がんばるよー。