約2か月前に、新百合ヶ丘総合病院で子宮筋腫と子宮内膜症の腹腔鏡下手術(子宮筋腫核出)を受けました。
それを機に今まで諦めていた妊娠、出産について前向きに考えるようになりました。
妊活をすることに決めた3つの理由
今まで子供を産んで育てる自信がなく、夫婦2人でもとても楽しく生活していたので子供は諦めていたのよ。
私も夫も個人事業主で安定したサラリーマンや公務員ではないし、大金持ちでもない。
産休育休の間、私の収入がなくなるのもこわいし、何よりその後仕事がなくなるのがこわい。
実家も遠く助けてもらえる人もいない。
第一、そんな大したこと無い自分の遺伝子を残していいのかどうか…。
そんなことを毎日毎日考えているうちに、37歳になってしまって。
今回の人生では自分の子供とは縁がなかったと思うことにしよう。と無理矢理思ってたよ。
新百合ヶ丘総合病院で子宮筋腫の手術を受けるまでは…。
【妊活を決めた理由1】子宮を残してくれた
私は手術で13個の子宮筋腫をとってもらいました。
担当医は「全部は取れない」とおしゃっていたので、おそらく小さいものを合わせるともっとたくさんあったと思います。
子宮筋腫のサイズも8mcmとか6cmとかそこそこ大きなものでした。
手術前に私は担当医に「子供は望んでいない」と伝えたのに、担当医は「本当は子宮全摘が良いけど、まだ37歳は可能性があるから子宮全摘はしない。40歳半ば以降だと間違いなく子宮全摘する。」と言ってくれたんだよね。
当時、私の周りで子宮筋腫が原因で子宮を全摘した人が結構いたりして、いろいろ考えるところもあって。
せっかく子宮を残してきれいに手術してくれたから、まだ可能性があるなら自分たちの子供が欲しいと思うようになったよ。
【妊活を決めた理由2】何度も妊娠を希望しているか聞かれてその気になった
上にも書いたように私は手術前の最初の診察から担当医に「子供は望んでいない。」と言っていました。
それを覚えていないのか、担当医は診察や入院中に何度も「妊娠を希望しているか。」と聞いてきて…。
35歳を過ぎたら妊娠もしづらいし、高齢出産でリスクもあるので、妊娠は難しいだろうなと思っていたんだけど、先生に何度も聞かれると「私でも大丈夫なのかな。」とだんだんとその気になってきちゃって。
聞かれた時は「まだ覚えてくれていない。」とがっかりしていたけど、今考えるととても良い先生に担当してもらったなと感謝の気持ちでいっぱいだよ。
【妊活を決めた理由3】入院中に新生児をたくさん見た
新百合ヶ丘総合病院では、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科系の入院患者と、出産で入院される方の病棟は同じです。
というわけで、妊婦さんや出産を終えたお母さんをたくさん目にしますし、スタッフステーションの横には生まれたての赤ちゃんを預かるお部屋があります。
出産後で体がつらそうなお母さんが自分の子供を大事そうに抱っこしている姿を見ていると、なんだか羨ましくなってきちゃったんだよね。
あと、芸能人や自分の周りでも高齢出産する人や40歳前後で不妊治療を行っている人が増えていたのも妊活を始めることに決めた理由です。
みんながみんなすごい大金持ちで、子供に最高の環境を与えられているわけではないですしね。
とは言っても妊娠できるかどうかは分からないから、まずは妊活について調べてみることにしたよ。
急いで風疹と麻疹の予防接種を受けてきた
妊活について調べていると、風疹と麻疹の予防接種は妊娠前に受けておいた方が良いという情報がでてきました。
妊娠中に風疹にかかるとお腹の赤ちゃんにも風疹ウイルスが感染してしまう可能性が高いようです。
風疹ウイルスに感染した赤ちゃんは、難聴や心疾患などの先天性風疹症候群と言われる障害を持って生まれる恐れがあります。
そう言えば中学の時に女子だけ風疹の予防接種を受けたような気がする。
その抗体が残っていたら大丈夫なんだけど、心配だな(予防接種を受けたかどうかもあやふや)。
ニュースでも予防接種を受けていない男性が風疹にかかって妊婦さんに移してしまったら大変なので、予防接種を受けるように呼びかけられているよね。
風疹と麻疹の予防接種後2か月は妊娠してはダメ
私は子宮筋腫の手術と同時に子宮内膜症の手術もしてもらいました。
子宮内膜症の手術後半年間は、妊娠しやすいボーナス期間と言われています。
私もその期間を利用したかったけど、子宮筋腫の手術した人は術後4か月は妊娠NGです。
とすると、妊娠しやすいボーナス期間は2か月(2回)しかないということになります。
排卵日によっては1回しかボーナス期間の恩恵を受けられないことに!
風疹の抗体を得るには通常は麻疹風疹混合(MR)ワクチンの予防摂取をすることになるのですが、その後2か月は妊娠することができないそうです。
麻疹風疹混合(MR)ワクチンの予防摂取の必要性を知ったのは3月中旬(今)。
妊娠してもOKになる時期と、予防接種を受けてから2か月たつ時期は、5月中旬。
急げば5月の排卵日に間に合うかもしれないので、急いで麻疹風疹混合(MR)ワクチンの予防摂取を受けることにしたよ。
風疹と麻疹の抗体検査は無料で受けられる
ほとんどの自治体で、風疹と麻疹の抗体があるかどうかの検査を無料で受けることができます。
抗体がなかった場合、予防接種にかかる費用の一部を負担してくれることも多いです。
ちなみに世田谷区の場合は、麻しん風しん混合(MR)ワクチンへの助成金は5000円、風しん単独ワクチンは3000円の助成金がでます。
私もこの制度を利用したかったけど、抗体があるかどうかの結果がでるのに約1週間かかるんだよね。
その後また予防接種を受けに行っていたら、時間をロスしてしまうので、抗体検査を受けずにそのまま近所の産婦人科で麻疹風疹混合(MR)ワクチンの予防摂取を受けてきたよ。
病院によってはワクチンを用意するのに時間がかかることもあるそう。
ちなみに父親(夫)は、麻疹風疹混合(MR)ワクチンの予防摂取後に避妊期間をとる必要ありません。
私の夫も世田谷区からの助成金で抗体検査と麻疹風疹混合(MR)ワクチンの予防摂取受けてきたよ。(男性には積極的に予防接種を受けて欲しいみたいで、区からクーポンが届いていた)
ちなみに麻疹風疹混合(MR)ワクチンの予防摂取の費用は8,000円~10,000円のところが多いようです。
私の行った病院では10,000円でした。
助成金が出ると大分助かるので、私のようにならないよう早め早めの行動が必要です。
基礎体温体温計の購入と妊活アプリを入れてみた
基礎体温計はこれを購入したよ!
自分の排卵日を把握するために、基礎体温が測れる体温計を購入しました。
私が購入したのはamazonのレビューの評価が高かった「TDK電子体温計」↓
舌の下に挟んで測定するタイプです。
毎朝目が覚めた時に、ベッドの中で測っています。
妊活アプリはこれを入れたよ
私は定番の「ルナルナ」と「コウノトリ」という妊活アプリを入れました。
なぜ2つ入れたかと言うと、排卵日予測や生理日予測がアプリによって違うからです。
排卵日候補は一日でも見逃したくなかったので、しっかり両方のアプリをチェックしていました。
私は測定した基礎体温を毎朝コウノトリに手入力していたけど、ルナルナ体温ノートというアプリには基礎体温計から自動転送できるみたいです。(私は後で知りました…。)
ルナルナ体温ノートは不妊治療の記録もできるみたいなので、本格的に不妊治療を開始したい方には良いかも知れません。
体外受精セミナーに行ってみることにしたよ
新百合ヶ丘総合病院では月に1回、体外受精セミナーを行っています。
体外受精を考えている人を対象に、お医者さんが不妊治療の基礎と体外受精の概要を教えてくれるそうです。
妊活なんて何から始めたらいいかまったく分からないけど、何か手がかりになればいいなと思って申し込みさせてもらったよ。
ちなみに体外受精セミナーの参加費は無料。
新百合ヶ丘総合病院の患者さんじゃなくても参加できます。