初めての人工授精にむけて、新百合ヶ丘総合病院に卵胞チェックに行ってきました。
卵胞の大きさを見て排卵日を予想してもらい、予想排卵日に人工授精を行うためです。
いよいよ本格的な不妊治療の始まりでドキドキしていましたが、苦痛もなくあっさり終わりました。
人工授精(AIH)について
人工授精とは
人工授精とは
排卵日付近に精子を、細いカテーテルチューブを用いて膣内的に子宮内に注入する方法です。
精液を遠心分離して細菌や異物を除去すると同時に成熟運動精子を凝縮して洗浄後に注入する方法(洗浄濃縮人工授精)を当院では行っています。自然の成功と比較し、
①排卵日により正確にタイミングを合わせて、
②子宮内に確実に精子を注入できる、というメリットがあります。人工授精の妊娠率は5~10%程度とされていますが、この方法で妊娠される方は3~4回のうちに妊娠されるため、5~6回(約半年間)程度行って妊娠に至らない場合には体外受精への移行を検討します。
出典:人工授精(AIH)について 新百合ヶ丘総合病院婦人科/リプロダクションセンター(2016.12 作成文書)
イメージとしてはこんな感じ↓です。
新百合ヶ丘総合病院のサイトに掲載されている画像を見ると、この図よりも長いチューブカテーテルがついていて、もっと子宮の奥に届くようです。
不妊治療の中では意外と手軽にできそう。
ちなみに私達はこのシリンジキットを使っています↓。
人工授精の費用
新百合ヶ丘総合病院で行う人工授精の費用は18,000円(税別、自費)です。
※注射やお薬代(処方代)、卵胞チェックの日の診察料などは含みません。
人工授精で妊娠できたらラッキーって感じかな。
卵胞チェックに行ってきた
卵胞チェックとは
予想排卵日の数日前(月経周期が28日の人であれば、月経開始日を1日目として11~12日前後)にリプロで卵胞の大きさをチェックしてもらいます。
卵胞の大きさから排卵日を予測し、人工授精を行う日を決定させます。
場合によっては排卵促進剤の注射を打ったり、薬を飲んだりすることもあります。
妊活アプリの予想排卵日よりも確かだね。
卵胞チェックは苦痛がなく楽ちんだったよ
経膣エコー(経膣超音波検査)でさくっと、左右の卵巣に見える卵胞の数や卵胞のサイズを見てもらいました。
今回は6Fのリプロダクションセンターで見てもらったけど、1Fの産婦人科の内診室で見てもらうこともあるみたいです。
下半身(陰部)をお見せしないと行けないので恥ずかしいけど、時間にして2、3分だから我慢できるかな。
今回私の一番大きく育っている卵胞(主席卵胞)が2cmくらいだったので、排卵日間近でした。
というわけで、2日後に初の人工授精に行って来ます。
本日のお会計
【新百合ヶ丘総合病院】
■ 経膣超音波検査料:2,000円(税込、自費)
■ 診察料:1,000円(税込、自費)
■ 処方箋料:734円(税込、自費)
【処方箋薬局】
■ セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg「サワイ」 → 感染症を防ぐ薬で、人工授精当日に朝から毎食後に飲む薬
■ ルトラール錠2mg → ホルモン剤。子宮内膜を厚くする薬らしく、人工授精2日後から10日間毎食後に飲む薬
薬の合計金額:2,900円(税込、自費)
やっぱり地味にいろいろお金がかかるよね。
あと、処方箋薬局で周りにお客さんがたくさんいる中で「なぜこの薬を飲むように言われたのか」とか、不妊治療についていろいろ聞かれたのがいやだったかな。
まあ、仕方がないんだけどね。
人工授精の準備
新百合ヶ丘総合病院から当日夫の精子を入れるためのカップとカップを入れる茶色の紙袋、人工授精の同意書(妻と両方の署名が必要)をもらってきました。
精子は採取後4~6時間以内に提出するように言われました。
人工授精の予約は9:00にしたので、夫には朝から頑張ってもらわないと。
余談ですが、私は先日38歳になりました。
妊娠のタイムリミットが刻々と近づいております。