不妊治療の中で一番痛くてつらいと噂の子宮卵管造影検査を受けてきました。
確かに痛かったですが、新百合ヶ丘総合病院の子宮卵管造影検査は1回、しかも短時間で完了したので、なんとか乗り切ることができました。
子宮卵管造影検査とは
子宮卵管造影検査(HSG)
造影剤を子宮口より細いカテーテルで注入し、子宮の形状・卵管の通過性をチェックします。
この子宮卵管造影検査は不妊治療の中でも一番つらい検査だと言われているようです。
重い生理痛のような感じで、途中で嘔吐する方やつらすぎて検査を中断する方もいるという恐ろしい検査です。
どの病院でもわりと不妊治療を開始して最初の方に行う検査のようで、不妊治療経験のある友人達も経験していました。
ネットの体験談を参考に、気休めにロキソニン(鎮痛剤)を飲んで行ったよ。
子宮卵管造影検査の流れ
検査は6Fリプロダクションセンターで行われる
検査を行うのは6Fのリプロダクションセンターでした。
こちらでは、体外受精の採卵や移植、人工授精、不妊治療関係の各種検査などが行われています。
胚培養室や採卵後の回復室などもあります。
いるのは不妊治療を受けに来ている方だけなので、安心感があるね。
検査の準備
看護師さんが検査室(普段採卵などをしている部屋)まで連れて行ってくれました。
この前すごく痛いという噂を聞いて、「やっぱり検査をやめます」と受ける前に帰った方もいました。
不妊治療は痛いものが多いですが、一緒にがんばりましょう。
いよいよ検査開始
検査を担当してくれたのは少しボーイッシュな若い女医さん。
いよいよ検査が始まりました。
クスコ(膣鏡)というくちばしのような形をした器具で膣内を広げ、管入れているようなのですが、それがめちゃくちゃ痛くて痛くてたまりませんでした。
私はこのクスコがとても苦手で子宮ガンの検査の時もかなり苦しみました。
私があまりにも痛がるものだから、先生が看護師さんに小さめのクスコを持ってくるようお願いしてくれました。
後で調べてみるとクスコにはいろいろなサイズがあって、一番小さいものはSSSサイズだそうです。
いつもSSSサイズを使って欲しいけど、大きいものの方が作業はしやすいんでしょうね…。
今から卵管に造影剤を流し込みます。
通常サイズのクスコで無事管を入れることに成功したようです。
造影剤が入るにつれて、生理痛のような鈍痛がお腹全体に広がっていく感じがします。
生理痛というよりも、お腹がどんどん下っていくイメージの方が近かったです。
私苦しんでいるので、看護師さんが手を握ってくれました。
この看護師さんは本当に優しいです。
検査自体はあっという間に終わりました。
体感では1分もなかったです。
ネットで情報を調べすぎて怖がっていたけど、私の場合は想像していたよりも大丈夫だったよ。
私は卵管が特に詰まっていなかったようなので、検査自体の痛みはそれほどなかったのかも知れません。
なにかあったらすぐにご連絡ください。
その後、ほんの少しだけ出血はありましたが、痛みはまったくありませんでした。
ちなみにこの子宮卵管造影検査をした後は妊娠しやすいらしいです。
次回からいよいよ人工授精を始めるよ!
次は3日後に人工授精前の卵胞チェックを行うそうです。
不妊治療は急に来院する日が決まったりするし、働いていると都合をつけるのが大変だな。
本日のお会計
【新百合ヶ丘総合病院】
子宮卵管造影検査(自費):10,260円
診察料(自費):1,000円
処方箋料(自費):734円
【処方箋薬局】 セフカペンピボキシル塩酸塩錠100ml「サワイ」(自費):1,730円
※感染症を防ぐ薬です。
やっぱり自費だと結構かかるね。