生後3ヶ月の赤ちゃんがロタリックスを接種した11日後に血便を出しました。
その日は土曜日の夜だったため病院はお休み。
でも腸重積症の恐怖を感じて、病院を受診すべきか小児救急電話相談に電話し相談しました。
頻繁な排便があった
子どもが生まれてから100日たった週の土曜日に夫婦2人でお食い初めの儀式を行いました。
その件については別記事にまとめたから是非読んでみてね。
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そのお食い初めの儀式の最中に、5分間隔で8回も排便がありました。
それも毎回結構な量で。
ゼリー状の血便が出た
18時頃お風呂に入れようとオムツを取ったところ、黄色い便に混じってゼリー状のいちごジャムのような赤い便がついていました。
不安だったものの、とりあえず様子をみようとお風呂に入れた瞬間、尋常ではない泣き方をし始めました。
すぐにお風呂からあげて体を拭いたけど全然泣き止まず。
その時、ロタリックス接種後、血便が出たら腸重積症の恐れがあると言われていたことを思い出しました。
接種時にもらった腸重積のリスクについての説明書を急いで確認すると… 以下のような恐ろしい記載が!
「腸重積症とは、腸の一部が腸のほかの部分に入り込んでしまう、緊急性の高い病気です。発症から時間が経つほど(12時間以上など)、腸の壊死のために外科手術になる割合が増えると言われています。」
小児救急電話相談(#8000)に相談
この日は土曜日の夕方のため病院が開いていませんでした。
救急外来を受診した方がいいのか判断ができなかったので、小児救急電話相談(#8000)に電話してみることにしました。
すると、通常は機嫌が悪くなかったら様子を見るよう伝えているそうですが、後ろで赤ちゃんが大泣きしているのが聞こえたようで、すぐに病院を受診するよう言われました。
小児救急電話相談はつながらないとか、真剣に話を聞いてくれないとか、感じが悪いとか、ネットには悪い口コミばかり掲載されていますが、まったくそんなことはなく、電話はすぐにつながったしすごく真剣に話も聞いてくださったし、すばやく指示をしてくれました。
ちなみに健康福祉会館に「町田市医師会休日・準夜急患こどもクリニック」というところがありますが、こちらではできることに制限があるため今回はいきなり大きな病院で診てもらった方が良いとのことでした。
救急で町田市民病院の小児科を受診してきた
町田市民病院に電話
町田市民病院に電話をしたところ、受付の方(男性)が対応してくれました。
症状を伝えたところ小児科の先生に確認してくれ、診ていただけることになりました。
うちは車がないので急いでタクシーを呼んで町田市民病院へ。
タクシーの中で赤ちゃんが大泣きしていたら、タクシーの運転手さんがポケットティッシュを5袋くれました。
赤ちゃんが泣くのを嫌がって嫌味を言ってくるタクシー運転手さんも多くいると聞いていたので心配していたのですが、優しい対応に救われました。
小児科の先生に診てもらった
先生は若い男性で、丁寧にエコーで腹部をみたり脈拍を測ったりしてくれました。
血便を写真に撮っていたので、それも見ていただきました。
何週何日で生まれたか、生まれた時の体重はいくつか、受けた予防接種は何か、排便は何回あったか、普通は何回くらい排便があるか、嘔吐はあったか、現在の体重は何キロかなど細かく聞いてくださり、すべて電子カルテに打ち込んでくれました。
私達夫婦はベビレポというアプリに毎日の授乳や排泄の様子、体重などを入力し夫婦で共有しています。
体重はnometaというタニタの体重計で毎日測っています。
正直毎日細かく記録するのは少し大変ですが、こんな時正確な状況をお伝えすることができるので子どもが小さいうちは必要かなと思っています。
赤ちゃんの診断結果
便の状態や赤ちゃんの様子から見て腸重積症の可能性は低く、腸炎ではないかという診断でした。
いちごジャムのような便が出たら腸重積の可能性が高いので危険と言われていましたが、我が子が出たのは薄めのいちごジャムでした。
こんな感じの↓
腸重積症の場合はもっと真っ赤ないちごジャムのような便が出るそうです。
こんなおそらくこんな感じの↓
また、赤ちゃんももっとぐったりしていて嘔吐を繰り返したり、お腹を痛がってミルクも飲まなかったりするそうです。
泣く間隔も腸重積症のそれとは違うよう。
ミルクも生まれた時から飲んでいるので、ミルクアレルギーでもなさそうです。
大泉門(頭頂)のへこみもないので、脱水症状でもないとのことで一安心でした。
もしこれで腸重積症だった場合のことを考えて自己保身で検査をするお医者さんも多そうなのに(私だったらそうしてしまいそう)、赤ちゃんのことを考えてくれてとても嬉しかったです。
その日は院内で整腸剤を出してもらってタクシーで帰りました。
よくネットで小児科を受診したらお医者さんに「こんなことで来るな」と言われて嫌な思いをしたという書き込みを見ていたので怒られるのを覚悟で受診したけど、まったくそんなことはなく、すごく丁寧に診てれたし分かりやすく説明もしてくれました。
看護士さんもすごく優しかったです。
かかった費用
乳児なので診察料は無料(市が負担)でしたが、初診料として5,500円の支払いが必要でした。
診察料が無料だったのがありがたいです。
出してもらったお薬
出してもらった整腸剤は「ミヤBM細粒」という粉薬でした。
薬剤師さんに上手な飲ませ方を聞いたところ、水1、2滴を薬に垂らして柔らかくしてスポイトで飲ませる方法と、お団子状にして口に入れる方法を提案してくれました。
ネットで調べるとお団子状にしたものを清潔な指で頬の裏か上顎につける方法もあるようなので、それを試したところ、嫌がらずに飲んでくれました。
整腸剤は朝食後、昼食後、夕食後の1日3回飲むタイプでした。
3ヶ月の子には朝食や昼食などの概念がなく2~4時間間隔で母乳とミルクの混合で授乳をしているので、薬は8時、12時、18時に母乳を飲ませた後に飲ませ、最後にお口直しにミルクを飲ませました。
赤ちゃんの様子
受診後の2回の授乳後にはお腹が痛いのか大泣きしましたが、その後は笑顔が戻ってきました。
処方された3日分の整腸剤を飲みきった頃には、お腹の調子もすっかり良くなったようです。
おまけ
町田市民病院の中にあるパン屋さん「カフェコア(CAFE CORE)」に、「恋はつづくよどこまでも」のロケ地として使われましたと張り紙が貼ってありました。
私はこのドラマを観ていないけど、パンやコーヒーがとても美味しそうだったので今度利用させてもらおうと思っています。
今回記事内で使用した画像について
記事内の写真は写真素材を無料でダウンロードできる【写真AC】さんのものを使わせていただきました。
自分では赤ちゃんのウンチの写真しか撮っていなかったので、掲載は自粛しました。
(本当はお見せしたかったですが…。)
このサイト、写真の種類も多いし、大きめサイズもダウンロードできるのでおすすめです。
私はたくさん写真を使うのでダウンロード制限がない有料会員になっていますが、あまり使わない方は無料でも十分かと思います。