初めての妊婦健診(初回検査)の流れはこんな感じ【10週5日 新百合ヶ丘総合病院 産科】

10週の検診からリプロ科から産科に移りました。
母子手帳をもらってから、初めての妊婦健診です。

母子手帳と補助券をもらってからでないと助成金はもらえない

妊娠は病気ではないので、基本的に妊婦健診にかかる費用には健康保険は適用されず自費になります

ただ、住民登録されている市区町村から助成金がもらえるので、実際にかかる費用はかなり少なくなります

その助成金をもらうための補助券のようなもの(世田谷区では「妊婦健康診査受診票」という名称)は、母子手帳をと一緒にもらえます。

世田谷区ではこんな感じでもらえました↓。

世田谷区の母子手帳と母と子の保険バッグ
世田谷区の母子手帳と母と子の保健バッグ

バッグの中身はこんな感じ↓。

母と子の保健バッグ(世田谷)区
母と子の保健バッグ(世田谷区)の中身

中に、補助券(世田谷区では「妊婦健康診査受診票」)が入っていました。

妊婦健康診査受験票表紙(補助券)
妊婦健康診査受診票表紙(世田谷区補助券)

中身はこんな感じです↓。
複写式になっています。

妊婦健康診査受診票中身(世田谷区補助券)
妊婦健康診査受診票中身(世田谷区補助券)

病院のお会計の時にこの補助券(受診票)を提出すると、市区町村が助成してくれる金額を引いた額で請求してくれます。
※ただし、東京都内に住んでいて神奈川県の病院で検診を受けるなど都道府県をまたぐ場合は、その場で助成が受けられず、後ほど申請が必要です。
これが少々面倒臭いので、まだ別記事でまとめたいと思います。

だいたい5週や6週で初めて産婦人科を受診される方が多いかと思いますが、その時は母子手帳と助成金をもらうための補助券(受診票)はもらっていないので、自費になります。

私は不妊治療をしていたので、妊娠検査で陽性反応が出た初めての受診はリプロ科(リプロダクション 不妊治療を専門としている科)でした。

その時は5週1日(胎嚢確認)で、その後、7週1日(心拍確認)、9週1日にもリプロを受診しました。

9週1日でお医者さんに「安定しているのでそろそろ母子手帳をもらってきても大丈夫です。次回の受診から産科になります。」と言ってもらえました。

リプロ科での診察料は内診と先生のお話でだいたい1回6000円でした。

尾仲わる子
わる子
不妊治療で金銭感覚が麻痺していましたが、自費だと結構な痛手ですね。
リプロ卒業は少し寂しかったけど、助成が受けられる産科に移れたのは嬉しかったな。

妊婦検診(初回検査)の流れ

まだまだつわりで吐き気があります。
うちから新百合ヶ丘総合病院には電車とバスを乗り継いて行くのですが、人様の前で嘔吐したらどうしようと心配しながら向かいました。

こんな時、自宅から近い病院にしとけば良かったかなと、少し後悔します。

受付と基本検査

病院に到着すると、機械で再診受付をし、産婦人科の受付に行って母子手帳を渡しました。

受付の方
受付の方
産科の中にあるトイレでお小水を採ってください。
その後、体重と血圧をご自身で測って母子手帳に記載してください。

産科にはトイレが1つしかないので、他の方とバッティングしそうです。
トイレの前で待っているのも少々気まずいものです。

トイレの中には紙コップが置かれていたので、ボールペンで自分の名前を書いて尿を入れました。

その後は産科にある体重計と血圧計でそれぞれ測り、母子手帳に記入しました。

尾仲わる子
わる子
血圧計は腕をそのまま入れる形のものなんだけど、うまく測れなかったのか、最初の測定ではめちゃくちゃ血圧が高くなり、もう1回測ったらめちゃくちゃ低くなり焦ったよ。
3回目は117/74で普通だったので、こちらを採用したよ。

受付に母子手帳を提出し、問診票に記入した後は産科の待合室で待機です。

リプロ科の前のベンチは常に人で溢れていたのですが、産科は3人くらいしかいませんでした。

お医者さんのお話と内診

30分もかからず内診室に呼ばれました。
リプロ科の時は予約していても1時間~1時間半は待たないといけなかったので、ずいぶん楽になります。

今日ははじめましての女医さん。

産科の女医さん
先生
こんにちは。
体調はどうですか。

前髪なしボブでメガネをかけていて、知的な感じの方でした。

尾仲わる子
わる子
信頼できそうな感じの方で安心!
しばらくは金曜日の午前中の診察はこの先生のようなので、金曜予約にすることにしよっと。

先生のお話の後は、内診。
診察室と内診室は1つの扉でつながっていて、待合室で待たずにそのまま移動して診ていただけるのでかなり楽でした。

この日は子宮頸がん、子宮がんの検査も検査もしていただきました。

尾仲わる子
わる子
クスコを使ったり、粘膜を擦るがん検診は相変わらず痛かったけど、痛いことが多かった不妊治療を経験していたので、1年前受けた時よりも耐えられたよ…。

その後経膣超音波(経膣エコー)検査で赤ちゃんの状態をチェック。

尾仲わる子
わる子
内診が本当に苦手なんだけど、テキパキと行ってくださって助かったよ。
赤ちゃんも元気で良かった!

この後は血液検査で風疹の抗体があるかやトキソプラズマに感染していないかなどを調べるそうなので、産婦人科受付の前で待機していました。

助産師さんからのお話

この後血液検査かと思っていたら、いつも看護師さんからお話がある部屋に呼ばれました。

そこにはじめましての助産師さんが!

助産師さん
助産師さん
こんにちは。
これからこのマタニティファイルを見ながら、今後の流れを説明していきます。

そして、この冊子をくださいました。

マタニティファイル(新百合ヶ丘総合病院)
マタニティファイル

どうやら新百合ヶ丘総合病院が独自で作った、妊娠・出産・産後の流れをまとめたハンドブックのようです。

助産師さんはこのマタニティファイルを見ながら、妊婦健診のスケジュール(この時期にはこの内容の検診が行われる)や、今後気をつけることなどを丁寧に説明してくださいました。

尾仲わる子
わる子
優しい口調で、悩みなども聞いてくださったよ!
じっくり30分くらいかけて説明してくださったので、非常に安心できました。

尿糖と尿蛋白にひっかかっていた!

最近は体型が変わることを気にして体重を増やさない妊婦さんが多く、赤ちゃんがちゃんと育たない事が多いので、体重管理についてはそれほど厳しく指導はされていないそうです。

助産師さん
助産師さん
でも、体重が増えすぎると尿糖や尿蛋白(タンパク)が出るから注意してください
あれ、もう出てるね。

母子手帳には「尿蛋白+」「尿糖++」に○が付けられていました。

助産師さん
助産師さん
尿糖は朝ジャムを塗ったパンを食べてきたりすると出ることもあるから、それほど心配しなくていいけど、尿蛋白は少し心配した方がいいですね。
疲れていたり、睡眠不足だったり、水分がちゃんと摂れていなかったりすると出ることが多いので、気をつけてください。
高血圧が伴ったらかなり気を付けないといけないけど、今回は血圧は標準範囲内だから大丈夫そうですね。

確かに今朝は甘いパンを食べてきました。
睡眠不足ではないけれど、お水やお茶を飲むと吐いてしまうので、水分摂取は経口補水液OS-1を少量飲むくらいだったのが尿蛋白に影響した可能性が大です。

尾仲わる子
わる子
OS-1にはかなり助けてもらったけど、塩分がたくさん入っているので、嘔吐の回数が少なくなったりもう少し食事ができるようになったら飲むのをやめた方が良さそうだな。

高齢出産の場合は、妊娠高血圧症候群になりやすいので、十分に気を付けないといけません。

血液検査とお会計で終了

助産師さんのお話の後は、採血室に移動して採血していただいて終了です。
採血室はやや混んでいて少し待ちました。

この日のお会計は、25,390円。 検査がたくさんあったので、やや高いです。
でも世田谷区の場合、最大10,850円助成金が出るらしいので助かります。

病院には約2時間の滞在でした。
まだまだつわりがあるので、待ち時間が少ないのは本当に助かります!

次回の検診は14週5日。
4週間後と結構日数があるので、こわいです。