2019年の6月~9月にかけて新百合ヶ丘総合病院で人工授精を合計4回行いました。
どのような流れで行ったか、結果はどうだったかをまとめました。
人工授精を4回やった流れと結果
人工授精1回目(6月)
■ 運動率:21.4%
■ 奇形:多
【人工授精の結果】
詳しいレポートは以下からどうぞ。
→ 初めての人工授精はつらくなかった!?【at 新百合ヶ丘総合病院】
人工授精2回目(7月)
【卵胞チェックのための受診】
排卵促進剤の筋肉注射を打ってもらい、翌日人工授精を行いました。
筋肉注射は左腕に打ってもらいましたが、それほど痛くなかったです。
なぜか今回の卵胞チェックは保険がきき、注射代込で合計2,130円でした。
【人工授精当日】
■ 運動率:49.1%
■ 奇形:多
今回人工授精を行ってくれた男性の先生は、すごく手早く人工授精を行ってくれ、違和感も苦痛も恥ずかしさもまったくありませんでした。
話しやすかったので、ちょっと弱音を吐いてしまったところ「まだ2回目でしょ。普通は5回くらいやるからまだ大丈夫。」と励ましてくれました。
お医者さんとのお話の後、はじめましての看護師さんがいろいろと教えてくれました。
残りの4%で勝負するからまったく問題ないって言ってくれたよ。
でも運動率は40%ないと厳しいらしい…。
今回はなんとかクリアしたけど、1回目の時は21.4%しかなかったからね…。
前回はかなり溜めてしまったから結果が良くなかったけど、今回は2日前に一回出したから運動率が上がったのかも。
かと言って前日に出すと量が少なくなってしまうんだよね。
人工授精の日は急に決まるから、なかなか調整が難しいな。
【人工授精の結果】
人工授精3回目(8月)
【卵胞チェックのための受診】
人工授精3日前に行われた卵胞チェックは、1月に子宮筋腫と子宮内膜症の手術をしてくれた先生でした。
そろそろ体外受精に進んだ方がよさそうだね。
体外受精は大変なんだけどね。
たくさん病院に来ないといけないし、何よりお金がかかる。
妊娠するのは本当に難しいね。
でも、せっかく手術したから子供は欲しいよね。
とりあえず、もう1回くらい人工授精しとこうか。
そして、「内膜症があった方なので早めの体外受精の方がいいかも。」と電子カルテに記載されていました。
これを受けないと体外受精はできないんだけど、すぐに予約がいっぱいになるから。
そこで自己注射の指導なども行うよ。
キャンセルはできるからね。
というわけで、1ヶ月以上先にART相談外来の予約を入れてくれました。
体外受精が現実味を帯びてきました。
【人工授精当日】
そして今回は人工授精の日に排卵促進剤の筋肉注射を打ってもらいました。
今回はお尻にお願いしたけれど、こちらもそれほど痛くはありませんでした。
■ 運動率:51.5%
■ 奇形:多
【人工授精の結果】
結果…NG(妊娠ならず)
今回は運動率が結構高かったから期待していたけど、なかなか厳しいね。
人工授精で妊娠する人は3~4回で妊娠するって体外受精セミナーで言われていたけど、やっぱり私達夫婦は難しいのかな。
人工授精4回目(9月)
【生理中の受診】
今回は生理の最中に1回予約を入れてくれていました。
私は治療の流れをよく分かっていなくて、生理5日目のほぼ終わった状態で受診してしまいました。
しかも家で自己注射(たぶん卵子を育てるためのもの)をするように言われたのですが、心の準備ができていなくて、断ってしまいました。
AMHは女性の卵巣予備能(多くの質の良い卵子を発育・排卵させられる能力)を判断する、現在最も信頼できるマーカーで、体外受精時の採取される卵子数と非常によく相関するため、体外受精における卵巣刺激法の決定に有用です。ただし、この検査は保険適応でないため自費となり、約8,000円の負担になります。
出典:抗ミュラー管ホルモン(AMH;anti mullerian hormone)と排卵誘発法の選択について(新百合ヶ丘総合病院が発行している文書)
AMHは血液検査でした。
私のAMH値は3.61だったよ。
38~39歳の平均が3.18なので、子宮内膜症の手術をしたわりには高いみたい。
ちなみに卵胞刺激ホルモン(FSH)や、エストラジオール(E2)の検査も同時に行われたらしく、AMHの検査代8,640円の他に5,508円の検査代が請求されていたよ。
自費なので毎回結構お金がかかるので、毎回ビクビク~。
【卵胞チェックのための受診】
私の卵胞チェックの日に、夫も体外受精に向けて感染症の血液検査を受けました。
こちらの検査も自費で8,640円税込でした。
結果は陰性で一安心。
そして翌日が人工授精になりました。
【最後の人工授精当日(9月)】
■ 運動率:ショックでメモし忘れてしまいましたが、30%台でした…。
■ 奇形:多
年齢的にもこれが普通(夫は44歳)。
でも顕微授精になるかもね。」とのことだったよ。
【人工授精の結果】
結果…NG(妊娠ならず)
というわけで4回行った人工授精はすべてNG(妊娠ならず)でした。
気持ちを入れ替えて、体外受精へ進むことにしました。
それでダメなら、妊娠は諦めることにしたよ。
体外受精(移植)を行うための準備
体外受精(移植)を行うまでは準備が必要なので、少し時間がかかります。
ART相談外来や生理中の受診、自己注射、採卵など、やることもたくさんあります。
採卵の後は卵巣を休ませることも必要なので、移植は最短でも2ヶ月~3ヶ月後になるとことでした。