新百合ヶ丘総合病院で体外受精をするには、体外受精セミナーへの参加と、看護師さんによるART相談外来に参加する必要があります。
体外受精セミナーにはすでに参加しているので、今回はART相談外来に行ってきました。
ART相談外来の流れ
ART相談外来では、体外受精を行う流れを具体的に聞けたり、じっくり相談ができるそうなので、私達は夫婦で参加しました。
集団指導になることもあるそうですが、今回は私達夫婦だけの参加だったので、かなり深いところまでじっくり相談できてとても有意義な時間となりました。
今回ART相談外来を担当してくださるのは、いつも6Fのリプロダクションセンターでお世話になっているとても優しい看護師さんでした。
体外受精の流れ、準備しないといけないもの(同意書や住民票など)、採卵時のタイムスケジュール、採卵時の麻酔などについて丁寧に説明してくれました。
麻酔について
体外受精で一番つらいのは採卵だと聞いてたので、私が一番気になっていたのが麻酔についてでした。
局所麻酔を打つこと自体が結構痛いから、採卵数が少ない人は麻酔なしの方が良かったりします。
静脈麻酔は全身麻酔なので、寝ている間に採卵ができますよ。ただし、麻酔代が高い(5万くらい)です。
麻酔をどれにするかは医師が決めます。
今回も同じ状態にならないか心配なんですけど…。
今までそのような人はいなかったです。
私達夫婦は採卵は1回しかしないと決めているので、お金がかかっても静脈麻酔にして欲しいと思いました。
いよいよ自己注射の練習
いろいろお話を聞いた後は、いよいよART相談外来のメインイベントである自己注射の練習が始まりました。
自己注射は卵を育てたり排卵を止めるたりするために打たないといけないそうです。
なので、負担を減らすために基本は自己注射をすることになっているんだって。
自己注射は医療行為になるため、かならず看護師さんによる指導が必要になるそうです。
自己注射指導料として1回につき2,500円(税別)かかります。
今回は「バイアルタイプ」のフェリングという薬剤を打つと仮定して練習します。
実際に使う注射は別のものになるかも知れません。そうなったらごめんなさいね。
この「バイアルタイプ」ですが、下準備が結構大変で、アンプル(小さなガラス瓶)を割ったり、粉を溶かしたりと結構面倒で覚えきれるか不安になりました。
実際に自分のお腹に注射を打つ練習もしました。
最終的にはご主人が打ったりすることも。
私も打つのはめちゃくちゃこわかったけど、みんなの時間を長々と奪うわけにはいかないので、思い切ってすぐ打ちました。
大丈夫なの?
夫も心配していました…。
自己注射の手順も時間がたったら忘れてしまいそうで不安です。
体外受精に向けての今後の流れ
次の生理が来たら3日目までに受診する必要があります。
内診台を経血で汚したらどうしようと今から不安。
その後、自己注射をして卵を育てるのと同時に自然に排卵するのを止める薬を飲む、そして採卵日の前々日の22時に卵子の最終的な成熟を促す自己注射をして、2日後の朝採卵をするという流れです。
本日のお会計
看護師さんのご経験からのお話を包み隠さず話してくれたのが、かなり勉強になったよ。